2019年9月撮影

父が亡くなった後に知って驚いたことが若い頃にカメラの趣味が有ったという事。

父の姉弟の話によると「結構いい一眼レフだったよ」という事だったが、残念ながら幼い頃の記憶ではカメラを撮っているイメージはなかったし、家の中ではカメラを見た記憶は無かった。

詳しい話や持っていた機材の名称も気になったが、少し考えて聞くのを止めた。

何故なら、子どもが生まれてから私がカメラを毎週末持ち歩いていたのを父は見ていたし、目の前でレンズの清掃や子どもを撮っているところを見ていたのにカメラについての話は生前全く無かったのは父にとっては話したい事では無かったんだろうと思ったから。

年齢と時代的に考えると60年代の機種かな。ニコンだとニコマート辺りかなとも思うが、目の前で触っていた時には何も言わなかったからニコン機じゃないのかもしれない。

どちらにしても、同じカメラを受け継ぐことはもう出来ないし、父との思い出にはならなかったカメラであれば謎のカメラのままでいようと思う。

何十年か経ったら本人に直接聞いてみようかな。
その時、自分は子や孫に受け継いでいるカメラって何かあるんだろうか?
あるとすればレンズかな。


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写真は職場の同僚が祖父の葬儀の時に遺品として見つかったと預かってきたニコンFM。

初期型でモルトはボロボロだったが外観も凄くきれいな状態のままでレンズにもカビも見られなかったが巻き上げレバーが動かない状態。

最初は同僚の持っていたニコンD750でもレンズは使えるよと教えてあげたが、何となく指の感覚が有ったのでモータードライブ連結軸の辺りをちょっと触ったところ見事に復活。

使わないなら譲って欲しいなと言ってみたが、「一応、祖父から父が引き継いだ遺品だから」と言われたので断念。

発売時期を考えると孫の成長を撮りたくてお爺ちゃんは買ったんだろうな、そして孫が大きくなって撮らなくなったから綺麗なまま残ってるんだろうなと思う。

「お祖父ちゃんのカメラで子どもを撮ってあげて、そしたら喜んでくれるよ」

とアドバイスした。

自分もこうやって誰か身近の人の思い出が残るカメラを持っておきたかったな…

iPhone SE
メーカー:アップル
発売:2016年3月
センサー:1/2.9型CMOS
画素数:1200万画素
ISO感度:23~1840
焦点距離:29mm(35mm換算)
開放F値:2.2
オートフォーカス:あり
手ぶれ補正:あり
質量:約113g
— 私感 —
世界で一番写真を撮られているカメラ。
お手軽さとそこそこの写真が撮れるので記録用やカメラを奪われた時とかによく撮ります。


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