2018年11月撮影

宮本武蔵が五輪書を著したと言われる霊厳洞への細道に無数に並ぶ五百羅漢。

地元の名所ほど行ったことがない場所が多いよね。ここ霊厳洞も金峰山も実は生まれてから初めて来ました。

写真を撮るようになって週末の生活が大きく変わった。それまで知っていても行ったことがなかった名所にカメラを持って行ってみようと思うことが多い。

ここ霊厳洞もそんな感じで、息子と二人だけで過ごす週末、保育園のカメラ女子には無理な山道だけど、10歳男子なら大丈夫だろうと訪れました。

さすが10歳にもなると体力があり、多少の山道もへっちゃら。おじさん化した父のほうが・・・。


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撮影はニコンF3でAI Nikkor 50mm f/1.2Sを1〜2段絞って手持ち撮影。

日の丸構図でスプリットマイクロでのピント合わせをしているので石像の顔にしっかりとピントが合い、安いSUPERIA X-TRA400フィルムでの撮影らしくない、デジタルと見間違えそうな写真が撮れたと思う。

これはニコンF3の実力?、それも現行レンズであるAI Nikkor 50mm f/1.2Sの実力?、どちらにしても20世紀末の商業写真は今見ても素晴らしい高画質な写真なので、素人が使う分にはフィルムだからと馬鹿にできないと再認識させてくれた一枚だった。

AI Nikkor 50mm f/1.2S 
メーカー:ニコン
発売:1981年9月
レンズ構成:6群7枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:50mm
最短撮影距離:0.5m
絞り(F値):1.2~16
絞り羽根枚数:9枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約360g
— 私感 —
ニコンで最も明るい単焦点レンズ。
このレンズでしか撮れない1枚があり、自分でピントをマニュアル操作して写す事が楽しいと感じさせてくれたレンズで「撮影が楽しめる」という意味で大好きなレンズです。


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