2022年2月撮影

庭にある梅の老木が咲き始めたので新しく手に入れたオールドレンズの試写に持ち出してみた。

まだまだ寒さ続く時期で梅の花もポツポツと咲いているものや膨らみだした蕾が紅く色づいていて可愛い。


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Ai Micro-NIKKOR 55mm f/3.5と同じ光学系なので写りも同じだよなと分かっていたけど、本当に同じ感じの写りなので、当時から完成されたマクロレンズだなと関心した。

モノクロフィルム時代のレンズのはずなのに解像度も高く、令和時代のレンズと比較ても正直遜色がない解像度だと改めて感動。

ボケが汚いとか言われるけど、このレンズはマクロレンズですよ。
本当ならこんな風に接写して、適切な絞りで運用することで高い解像度を活用するためのレンズなのでポートレートレンズと同じ様な価値基準で比較するものじゃないよね。

そう言ってもレンズ遊びとして使うと最短撮影距離で絞り開放で撮影してしまうんだけどね。

Micro NIKKOR Auto 55mm F3.5
メーカー:ニコン
発売:1963年3月
レンズ構成:4群5枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:55mm
最短撮影距離:0.241m
絞り(F値):3.5~32
絞り羽根枚数:7枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約235g
— 私感 —
ベストセラーとなるハーフマクロレンズ55mm F3.5系統の最初期型レンズ。
実際にはAi Micro-NIKKOR 55mm f/3.5とほとんど同じなんだけど、長い販売期間とモデルチェンジを繰り返した55mm F3.5の最後期モデルを持っていたので、最初期モデルも欲しいよなと探していました。
最初期型は銀縁と内側に Nippon Kogaku Japan No.000000 Micro-NIKKOR Auto 1:3.5 f=55mm と綺麗に文字が一周しているのがたまらない。
Nikon だと円が切れていて美しく無いんですよ。


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