水俣市 棚田のあかり – 2018年5月撮影

水俣市久木野の寒川地区で行われる棚田のライトアップ。
昨年に続いて家族で見に来た。


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棚田のあぜ道に竹で作った松明の炎が並べられ、水のはられた棚田に揺らめいています。

通常の夜景写真なら日没直前から直後のマジックアワーを狙うのが一般的なんですが、残念ながら到着した頃にはすでに日没からかなり経過して真っ暗。

レジャーシートを敷いて棚田のあかりを楽しむには良いけど、写真で撮るにはちょっと厳しい条件でした。

三脚を立て、どのレンズで撮ろうかなと考えたけど、あえて半世紀前のオールドレンズ NIKKOR-N Auto 24mm F/2.8 をチョイス。

絞り開放で30秒の長時間露光、もちろんレリーズケーブルで慎重にシャッターを切るんですが。

「私も撮る。」

とカメラを触ろうとする4歳カメラ女子の魔の手をブロックするのに必死でした。

もう2,3枚撮りたかったんですが、そうも行かないようなので露光時間を5秒程度に設定し直して4歳カメラ女子にレリーズケーブルを渡す。

「ボタンを押して5つ数えるよ。1・2・3・4・5」

と誘導して撮らせてあげると

「真っ暗なのに何か映ってる」

と笑っていました。

写りについては作り込んだらもうちょっといけそうだけど、あえて面倒なオールドレンズで撮る楽しみは良い。

NIKKOR-N Auto 24mm F/2.8
メーカー:ニコン
発売:1967年8月
レンズ構成:7群9枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:24mm
最短撮影距離:0.3m
絞り(F値):2.8~16
絞り羽根枚数:6枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約290g
— 私感 —
ニコンFマウントで最初の24mmで、しかも近くまで寄れる広角レンズ。
純正のAI改造されたものを購入。
逆光に弱いのでジャンクコーナーで買ったPLフィルターを常時つけてフレア対策。


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