2019年8月撮影

オールドレンズとオールドカメラとの出会いは一期一会。

消費税増税に向けてコツコツとお小遣い貯めつつ、どの85mm単焦点を買おうかなと考えていた初夏の頃。

少ないお小遣いなのでフィルム代と現像代も馬鹿にならないから暫く封印してデジタルだけだなと心に決めた7月の中旬。

・・・その時は無かったNew Nikkor 55mm F1.2が付いたニコンF2フォトミックが何故か手元にある不思議な世界。

出会いは突然。幸運の女神の後ろ髪はつかめない。後悔はない。

破格過ぎて「使えなくても良い」と即決したら、使えたんだからしょうがない。


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ニコンF2フォトミックの露出計が生きていたは本当に嬉しい誤算だった。

スマホの露出計アプリか、感覚露出で撮影するアイレベルファインダーのニコンFでの撮影も楽しかったが、やはり失敗画素の場では確認できないフィルムだと露出だけは合わせておきたいのでフォトミックは便利だ。

ニコンF2フォトミックは個人的にシャッタースピードの調整が手持ち撮影でスムーズに操作出来ないのは辛いけど、シャッターをきる感覚には重みと歴史を感じるのはオールドレンズの楽しみ。

おかげで封印していたはずのフィルム熱もちょっと復活。

ニコンFは空シャッターで味わうとして、実際にフィルムを入れて撮影を楽しむのはF2とF3になりそう。
(ごめんよ、ニコンFGとニコマートFTN…)

液晶表示に問題のあるニコンF3も修理に出す決心が出来たので見てもらったところ「治りそう」と言うことでニコンF3は入院中。

それにしても、いいカメラってフィルムを撮り終わったら次は良い被写体になってくれるので1台は持ち歩きたい。

New Nikkor 55mm F1.2 
メーカー:ニコン
発売:1975年6月
レンズ構成:5群7枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:55mm
最短撮影距離:0.5m
絞り(F値):1.2~16
絞り羽根枚数:7枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約410g
— 私感 —
500円で手に入ってしまった元カビ玉レンズ。
自己Ai改造とクリーニングを行って無事に使えるようになり、50mmと55nnのF1.2比較を楽しんでいます。


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