2019年9月撮影

花火撮影で撮り切れなかったニコンF2のフィルムで職場に置いているニコンFを撮る。

横に並ぶのはポケットに常備のGRD2と、仕事中の飲み物を入れておくニッコールタンブラー、そして飾りとなっているニコンミュージアム限定販売だったニコンFマグカップ。

もちろん全部私物で、他にもF2やF3なども職場の打ち合わせスペースの棚に置いて、ときどき息抜きとしてファインダーをのぞいて空シャッターをきっている。

来客の誰かが「お、ニコンFですね」と言わないかなぁと期待しているけど残念ながらまだそんなフィルムユーザーはご来社いただけていない。


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フィルムカメラの楽しみはフィルムで撮るだけでなく、触ったりメカニズムの機能美に関心したり、撮り終わった後に被写体としてモデル代わりにしたりといろいろ。

モノには魂が宿る。

半世紀以上前のカメラでも良いものは使い続けられて生き続けている。

使われなくなり、ホコリやカビが生えてしまってもカタチを失わなければ魂は消えていない。手に触れてカメラ本来の仕事を続けられるように意識を向けてあげたカメラは、誰にも見向きされなかった時には無かった輝きが見える気がするのは気のせいかな。

New Nikkor 55mm F1.2 
メーカー:ニコン
発売:1975年6月
レンズ構成:5群7枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:55mm
最短撮影距離:0.5m
絞り(F値):1.2~16
絞り羽根枚数:7枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約410g
— 私感 —
500円で手に入ってしまった元カビ玉レンズ。
自己Ai改造とクリーニングを行って無事に使えるようになり、50mmと55nnのF1.2比較を楽しんでいます。


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