2021年3月撮影

カメラが変わったらレンズの好みが少し変わってきている気がする。

D600の頃は正直なところNIKKOR-P Auto 105mm F2.5のボケ方が少し好みと違っていたのでNikkor-H Auto 85mm F1.8の方を愛用していたのだけど、Z6に変わってから完全に逆転してしまっている。

ちょっと望遠のマニュアルレンズを思った時、以前ならNikkor-H Auto 85mm F1.8を無意識に選択していたのが現在はNIKKOR-P Auto 105mm F2.5の方を選んでいるんだ。

Nikkor-H Auto 85mm F1.8と比べてNIKKOR-P Auto 105mm F2.5の方がスリムで、持った感じのZ6とのバランスが良いんだよ。

やはり撮っていて楽しいなと思うことが趣味のカメラとレンズにとって本当に大事。


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桜シーズン前に近所のスポットをいくつかロケハンしていた時の一枚。

前日夜の雨でわずかに濡れた小さな社の屋根瓦の質感が本当に好き。

後ろの木漏れ日の玉ボケは古いレンズらしく、位置によってオールドレンズらしい玉ボケをしてくれている。

このピント面の解像感とボケた場所の不完全さが楽しいと感じる時点でカメラ沼に落ち込んでるなぁと反省。

NIKKOR-P Auto 105mm F2.5
メーカー:ニコン
発売:1959年8月
レンズ構成:3群5枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:105mm
最短撮影距離:1.5m
絞り(F値):2.5~22
絞り羽根枚数:6枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約370g
— 私感 —
Fマウント最初期の3本のうちの1本で、酷いカビレンズだったためジャンクレンズとして結構長い間展示されていたのを確保し、自分で分解清掃してカビを除去。
残念ながらcm表記では無いけれど純正Ai改造レンズなのは嬉しい。


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