2019年10月撮影

白いNIKKOR-P Auto 105mm F2.5のピントから外れた部分のボケ方には個人的にちょっと好みじゃないかなぁと思うことがある。

カメラの液晶やモバイル端末などで見るときには気にならないんだけど、MACなどの大きな画面で見た時にザワザワした感じをたまに受ける。

70年近く前のレンズに求めるモノが間違っていると思うんだけど、気持ちの問題はなかなか解決しない。


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黒105mmやタムキューを知り始めると、相対的な感覚が生まれてくるのが辛い。

最新のレンズの方が70年前の元カビレンズよりは間違いなく高品質で高精細な写真が撮れる。

でも、重たく大きく、そもそもお小遣いの価格範囲を超えてしまう。

いい写真はシャッターを切らないと撮れないし、シャッターをきるには持ち出さないといけない。

そして自分にとってのいい写真は、いい思い出を形に残す事。

NIKKOR-P Auto 105mm F2.5
メーカー:ニコン
発売:1959年8月
レンズ構成:3群5枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:105mm
最短撮影距離:1.5m
絞り(F値):2.5~22
絞り羽根枚数:6枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約370g
— 私感 —
Fマウント最初期の3本のうちの1本で、酷いカビレンズだったためジャンクレンズとして結構長い間展示されていたのを確保し、自分で分解清掃してカビを除去。
残念ながらcm表記では無いけれど純正Ai改造レンズなのは嬉しい。


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