2018年2月撮影
最近のレンズであれば太陽が直接写り込んでもフレアが出ることは殆どないので
「フレアって何?」
という方は多いと思います。
実際に自分もオールドニッコールで遊び始めるまではフレア対策なんてほとんど見ないので何も考えていませんでした。
NIKKOR-N Auto 24mm F/2.8は半世紀前のオールドレンズなので単層コーディングだけになるのかな。レンズ中に太陽などの強い光源が直接入ってくると簡単にフレアやゴーストを起こしてくれます。
狙う構図によってはまさに太陽との戦いです。
フレアは画像内に強い光源が入ったときに発生するという事は調べていたのですが、画像の中には直接太陽は入っていません。(画面外の上の方にあります)
これはフルサイズ用のレンズをAPS-Cフォーマット機で使用しているために発生した状態かと思います。つまり、この写真もフルサイズ機撮影していれば構図の中に太陽が入った状態だと思われます。
一般的なフレア対策としては光源を手などで隠すハレ切りや、レンズフードの着用ですが、オールドニッコールのレンズフードはフルサイズ基準なのでAPS-Cフォーマットからフルサイズの間にある削られた部分からの光源には無力。。。
いろいろ悩んで行き着いた解決策は
PLフィルターを常時装着
PLフィルターを使うと無駄な光の反射を制御してくれるので、ある程度のゴースト対策になる事が体感でき、青空などの発色も良くなります。
フィルターを入れると画質が落ちると心配されますが、そこまでシビアな画質は数千円で買った半世紀前のオールドレンズに対して求めるのは間違っていると思います。
ジャンクコーナーで発掘した数百円のPLフィルターに性能を求めてはいけません。
画質にこだわるなら現行のAF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDを買うべきです。
ナノクリスタルコートもついて約8万円のバーゲンプライスですよ。
誰か買ってください。
そんなお金は無いので、私は少ないお小遣いで買えるオールドレンズで太陽と戦います。
NIKKOR-N Auto 24mm F/2.8
メーカー:ニコン
発売:1967年8月
レンズ構成:7群9枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:24mm
最短撮影距離:0.3m
絞り(F値):2.8~16
絞り羽根枚数:6枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約290g
— 私感 —
ニコンFマウントで最初の24mmで、しかも近くまで寄れる広角レンズ。
純正のAI改造されたものを購入。
逆光に弱いのでジャンクコーナーで買ったPLフィルターを常時つけてフレア対策。
WEB制作のお仕事でWordPressのカスタマイズをやっていますが、このサイトではコードを書かずに何処まで出来るのか実験的に作ってみました。
WordPressサイトを作るなら何かテーマを決めたほうが良いので、趣味で撮影して死蔵している写真の中から1枚ずつ選んで記事を書いてみます。