2021年12月撮影

Auto NIKKOR Telephoto Zoom 8.5cmF4-25cm F4.5 で撮影していて思ったのは予想以上に普通に写ること。

個人的には「オールドレンズ時代のズームレンズは単焦点に比べると妥協が必要」という先入観があり、国内初のズームレンズとなるAuto NIKKOR Telephoto Zoom 8.5cmF4-25cm F4.5 もとりあえず焦点距離が自由に選べるだけの価値なんだろうなと思っていたのが裏切られました。

本当に普通によく写る。
多分、報道とか記録用写真としては問題ない写りだと感じた。

前後のボケもそれほど酷いわけではないし、左端に写る柱もほぼ真っすぐ、中央の狛犬の質感も確認できるくらいには解像度も有ってびっくり。


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後は重さだよな・・・

実用とするならAPS-C専用とはいえ AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR とは重さも焦点距離もすべて負ける。

まぁ、当たり前だ。

Auto NIKKOR Telephoto Zoom 8.5cmF4-25cm F4.5 の価値はそこではない、歴史だな。

Auto NIKKOR Telephoto Zoom 8.5cmF4-25cm F4.5
メーカー:ニコン
発売:1959年12月
レンズ構成:8群15枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:85~250mm
最短撮影距離:4m (専用クローズアップレンズで2.2m)
絞り(F値):4~16(85~150mm) / 4.5~16150~250mm)
絞り羽根枚数:6枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:82mm
質量:約1,960g
— 私感 —
Fマウント最初のズームレンズ。
というか世界でも2本目、実用ズームレンズとしては世界初となるズームレンズの後期型を購入。
使いやすいとは正直言いがたいズームレンズなんだけど、写りに関しては最初期のズームレンズだからと馬鹿にできない楽しさがある。
ただし、重さも馬鹿にできないので取り扱いには慎重に。


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