2019年4月撮影

平成最後のレンズとしてFマウント最初の105mmを買いました。

ニコンF発売と同時のNIKKOR-S Auto 5cm F2。その2ヶ月後に発売されたNIKKOR-S Auto 3.5cm F2.8と同時発売のNIKKOR-P Auto 10.5cm F2.5が自分的にFマウント最初期の3本だと思っているので、ニコンFとセットで持っておきたい願望がありました。

残念ながら3本とも最初期のものではないですが、どれも五千円以下で購入したものなので十分満足です。


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画質としては最新のレンズに比べたら良いわけではないですし、マニュアルフォーカスの大変さは確かにありますが、そこが逆にオールドレンズの楽しさでもあるわけで。

NIKKOR-Q Auto 135mm F2.8と比較すると小さくて標準単焦点程度しかないので非常に取り回しやすい反面、手に収まっているのが標準サイズのレンズなのに見える画角は望遠気味なのでそのギャップがあります。

また、最短撮影距離も自分の指先より長くなるので座ったまま何かを撮ろうとするときにチョット辛いので、レンズの大きさと画角のギャップになれるのにはもう少しかかりそう。

娘の公園遊びに付き合いながら試写してみたけど、慣れるとカメラのサイズを気にせずに一緒に遊びながら撮ることも出来そうなので、なるほどコレがポートレート向けと言うやつなのかなぁと思ってみたり。

NIKKOR-P Auto 105mm F2.5
メーカー:ニコン
発売:1959年8月
レンズ構成:3群5枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:105mm
最短撮影距離:1.5m
絞り(F値):2.5~22
絞り羽根枚数:6枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約370g
— 私感 —
Fマウント最初期の3本のうちの1本で、酷いカビレンズだったためジャンクレンズとして結構長い間展示されていたのを確保し、自分で分解清掃してカビを除去。
残念ながらcm表記では無いけれど純正Ai改造レンズなのは嬉しい。


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