2019年10月撮影

去年の源氏物語図屏風に続いて今年も片道約100kmを運転して多良木町の黒の蔵 多良木町埋蔵文化財等センターに行ってきました。

以前にもここ黒の蔵 多良木町埋蔵文化財等センターで風神雷神図屏風の高精細複製品を見ましたが、前回は国宝の俵屋宗達作の風神雷神図屏風で、今回は重要文化財の尾形光琳作の風神雷神図屏風の高精細複製品。

裏側の酒井抱一作の夏秋草図屏風もしっかりと高精細に複製されています。


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毎年のように多良木町の黒の蔵 多良木町埋蔵文化財等センターへは足を運んで国宝・重要文化財の高精細複製品を拝見していますが、遠方で本物ではないおかげで毎回貸切状態。

それでも家族でのんびりと独り占めしながら自由に撮影させてもらえるのは本当に嬉しい。

最初はNIKKOR-N Auto 24mm F/2.8で撮ってみたけど、やや広角すぎたのでNIKKOR-S Auto 35mm F2.8に交換して撮影。

固定して撮影しているとおもむろにマイカメラを持って撮影してくる娘。

その後「動画で撮って」と渡されたと思ったら、左から歩いて来て屏風の前に立ち「あ、雨だ…」と一人芝居をやり始める(笑)

こういう遊びが出来るのは普通の美術館ではまず無理だよね。

その後もいくつかオールドレンズで撮影させてもらった。

来年もあるかなぁ。人少ないからなぁ。

NIKKOR-S Auto 35mm F2.8
メーカー:ニコン
発売:1959年8月
レンズ構成:6群7枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:35mm
最短撮影距離:0.3m
絞り(F値):2.8~16
絞り羽根枚数:6枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約200g
— 私感 —
Fマウント最初の35mmレンズで、同じNIKKOR-S Auto 35mm F2.8でも前記と後期でレンズ構成が違うレンズで、所有するのはNikon表記なので最後期の70年前半の頃のもの。
ピントリングはスカスカだけど、外観と光学系が非常に綺麗で、純正Ai改造レンズなのでかなり大切に使われていたレンズだと思われます。


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