2022年4月撮影

桜のシーズンも終わり、なかなか撮影に出れないので庭の草花を撮影。

カメラというかレンズ趣味を始めると「使わないけど欲しいな」という所有欲をくすぐるモノが幾つか有るわけで・・・何となく入札したら手元に来ました。

感覚的に相場の半額以下で購入できたので満足。


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肝心の写りですが、当時のレンズらしい開放から数段絞るまでの描写変化が凄く楽しい。

Zシリーズだとファインダー内の描写も変化するので、最初の1〜2段で周辺光量や色乗りの変化がハッキリと体感できる。

正直なところピントをつかみやすいレンズではなく、開放時には有っているのか確信が持てない状況でシャッターをきっているので、正直モヤッとする。

でも、そのあたりも古いレンズでしか味わえない楽しさなんですよね。

NIKKOR-S AUTO 5.8cm F1.4
メーカー:ニコン
発売:1960年3月
レンズ構成:6群7枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:58mm
最短撮影距離:0.6m
絞り(F値):1.4~16
絞り羽根枚数:6枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約365g
— 私感 —
ニコンFマウント最初期の2年間だけ発売された標準域のF1.4レンズ。
一眼レフのバックフォーカス問題から50mmを諦めて58mmでの発売となったが、58mmの焦点距離はその後Ai Noct 58/1.2、AF-S 58/1.4、Z 58/0.95 Noctと繋がっていく所がNIKKORレンズの面白さかも。


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