2020年6月撮影

絞り羽根の持病に悩まされ続けているAI AF Nikkor 35mm f/2Dの変わりに35mmを1本欲しいかもと物色していたら見つけてしまった最初期の35mm/F1.4のレンズ。

しかも純正Ai改造レンズで、写真の見た目も悪い感じではなかったのでオークションで競り勝って落とした。

Autoニッコールはもう買わないつもりだったんだけどなぁ。

最初期ロットの魔力に負けた。
アトムレンズと言われているので、その魅力にも負けた。


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ファインダーの世界は「黄色い」

でも、撮影した写真はオートホワイトバランスで調整されているので見た目ほどは黄色くないのが不思議な感覚。

大好きなAI Nikkor 50mm f/1.2Sと同じく、絞り開放では安定しないが1段絞ると全く別のレンズのようになる楽しさがこのレンズにもある。

これはお気に入りのレンズになるかもしれない。

Nikkor-N Auto 35mm F1.4
メーカー:ニコン
発売:1971年3月
レンズ構成:7群9枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:35mm
最短撮影距離:0.3m
絞り(F値):1.4~22(Ai改造では16)
絞り羽根枚数:9枚
オートフォーカス:あり
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約415g
— 私感 —
NIKKORレンズ初のマルチコーティングで、アトムレンズと言われる名玉35/1.4。シリアルナンバーから最初期ロットと思われる純正Ai改造品が出品されたので思わず競り落としてしまった。
予想通りの黄化レンズだったが、50/1.2と同じく絞り変化による楽しみが味わえる。
(1971年3月発売)


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