2021年12月撮影

古いニコンの銀枠フィルターのストックが欲しく、購入したら付いてきたNippon Kogaku Japan表記のZoom NIKKOR Auto 43-86mm F3.5

マニュアルフォーカスのニッコールレンズを集めていたら大体持っていると43-86ですが、時期によって光学系も結構違っていて、後期型になると実用的になってくるんですが、やっぱり手に持っておくなら最初期型の銀枠型ですよね。

実は初めての直進ズームとハの字の被写界深度目盛りは触っていて結構楽しかったけど、購入直後にAuto NIKKOR Telephoto-Zoom 85~250mm F4~4.5も買ってAutoダブルズームキットとかアホな事をやらかしたので試写するタイミングを逃してました。


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という訳で、いつもの神社で休日出勤前に試写フォトウォーク。

実際に撮っていると標準ズームとしては最短撮影距離の1.2mはやはり厳しい。

解像力もオールドレンズらしくゆるい感じで、玉ボケもボケ方もゆるいなぁと感じて正直なところAuto時代の明るい単焦点たちの様な感動や楽しさは少なかった。自分にとってはやはりズームレンズは「実用品」なんだろうと改めて感じ、趣味性を求めないからこそ実用性が高い1本を持っておけば十分だなと再認識。

写りの楽しさは少ないけど、手に持って動作させる機械的な楽しさはあるレンズだ。

Zoom NIKKOR Auto 43-86mm F3.5
メーカー:ニコン
発売:1963年1月
レンズ構成:7群9枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:43~86mm
最短撮影距離:1.2m )
絞り(F値):3.5~22
絞り羽根枚数:6枚
オートフォーカス:なし
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約410g
— 私感 —
国産初の標準ズームレンズ。
Fマウント沼の王道よんさーばーろく、よんさーばーろくでも世代を重ねることで光学系も進歩し、後期型になるとだいぶ良くなったみたいだけど、やはり楽しむのならAuto時代の最初の43-86だよね。


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