2021年6月撮影

最近多いのんびりとした週末。

兄からのもらった3DSで遊ぶ娘を見ながらカメラやレンズを触りながら感触を楽しむのんびりとした午後の室内。

瞳AFでキレイで繊細な写真をたくさん撮るのも楽しいけど、Nikkor-N Auto 35mm F1.4の絞り開放でピント合わせを楽しみながら撮った写真は現代のレンズには無いゆるい感じが最近たまらなく楽しい。


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Nikkor-N Auto 35mm F1.4は定期的に日光浴させているけれど、アトムレンズの黄色がどうしても残るので他のレンズと比べて色が違っている。

だけど、その不完全さが楽しい。

テーブルの角のゆるい感じとかも現代のレンズでは改善されてしまっている欠点なんだけど、全てがゆるいだけでじゃなく、2〜3段絞ったF2やF2.8になると現代に近いシャープな写りになるのでその変化も楽しいんだよな。

そのゆるい感じと、MFで薄いピントを合わせるシビアな緊張感の強弱がマニュアルレンズの楽しさなんだと思う。

Nikkor-N Auto 35mm F1.4
メーカー:ニコン
発売:1971年3月
レンズ構成:7群9枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:35mm
最短撮影距離:0.3m
絞り(F値):1.4~22(Ai改造では16)
絞り羽根枚数:9枚
オートフォーカス:あり
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約415g
— 私感 —
NIKKORレンズ初のマルチコーティングで、アトムレンズと言われる名玉35/1.4。シリアルナンバーから最初期ロットと思われる純正Ai改造品が出品されたので思わず競り落としてしまった。
予想通りの黄化レンズだったが、50/1.2と同じく絞り変化による楽しみが味わえる。
(1971年3月発売)


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