2020年6月撮影

梅雨の晴れ間、久しぶりに娘と散歩した。

早朝は比較的涼しかったが、10時をまわると流石に日差しに暑さを感じてジリジリと紫外線を感じる。

5月には毎朝肩から下げていたカメラバッグの重さが辛い。

からだがなまってきているなぁ。


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今回の散歩では試写を兼ねてNikkor-N Auto 35mm F1.4だけで過ごす。レンズ交換しないのにレンズ10本入ったカメラバッグを何故持ち歩くとか聞くのは無しだ。

散歩の時は必ずカメラバッグを持って行かないと、カメラを持ち出すのが億劫になるから駄目だ。

紫外線をあて続けてNikkor-N Auto 35mm F1.4の黄ばみもある程度解消し、ファインダーの中の世界も現実に随分近付いてきた。

絞り開放のF1.4は流石に細部がゆるい。

この写真も足元の白線に置きピンでピントを合わせて撮ったのに強めの光源に負けている。

このレンズの実力なのか、半世紀経過した経年劣化なのか判断出来ないけど、ピントが合った所にはもう少し解像度が欲しいけど、このレンズの特徴として楽しみたい。

何となくAI Nikkor 50mm f/1.2SよりもNew Nikkor 55mm F1.2の雰囲気を思い出させるのは同年代のレンズだからかな。

Nikkor-N Auto 35mm F1.4
メーカー:ニコン
発売:1971年3月
レンズ構成:7群9枚
対応センサーサイズ:フルサイズ
焦点距離:35mm
最短撮影距離:0.3m
絞り(F値):1.4~22(Ai改造では16)
絞り羽根枚数:9枚
オートフォーカス:あり
手ぶれ補正:なし
フィルターサイズ:52mm
質量:約415g
— 私感 —
NIKKORレンズ初のマルチコーティングで、アトムレンズと言われる名玉35/1.4。シリアルナンバーから最初期ロットと思われる純正Ai改造品が出品されたので思わず競り落としてしまった。
予想通りの黄化レンズだったが、50/1.2と同じく絞り変化による楽しみが味わえる。
(1971年3月発売)


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